裸の大将

今、関東では午前中に「名作アワー」と題して、「裸の大将放浪記」を毎日やってて、これが結構楽しみ。
裏の「新・三匹が切る」が霞んでしまうのです。マッチのキャラ、薄い薄い(笑)

初回からの放送なので、戦前から話が始まってるんですよね。すごいや。
100円札とか言ってるし。まだスポンサーからクレームが付いていないので上半身裸だし(後にランニングを着用する事になる。
しかも、スポンサーが洗剤のメーカーでもあるから、汚れた風のものは一切ダメだったらしい。放浪者なのにランニングはいつも綺麗という…(^_^;))。
まだ予算もないのか、外のシーンでもロケじゃなくスタジオ収録が多い。
時代やねえ。

今見ると、話もカッ飛んでいて(以下10/3放送分)、悪役の男(岸辺一徳)のヒロイン(五十嵐由美子)への破廉恥キャラっぷりとか、ゲストで清と同じ様なキャラ(不思議な音楽家)で小林亜星が出てるとかキャラも無駄に面白いのですが、今日の一番特筆すべき話はヒロインの父親が、ヒロインに横恋慕する男(岸辺)にワライダケを食わされ、笑いが止らなくなったのを周りに●●●イと錯覚され精神病院に入れられてしまう。

男はヒロインの父親の店を乗っ取り、ヒロインを助けようとした清も策略にはまり、精神病院に連行されてしまうという、今じゃ絶対できないだろう話。
めっちゃヘヴィー(笑)。

まあ、オチはお決まりで、店に貼ってある貼り絵が画伯の物だと一般の人に知られ、そこから悪事が露見し、しまいには男(岸辺)が牢屋に入ってしまうといった物ですが、やっぱり時代感覚のズレっていうのは、20年以上経つと、いい味になりますね。いい意味で。

朝起きてるのは結構辛いんですが、結構クセになっちゃうかも。(爆