ケータイコミックが完成しましたっ

なんとか完成までこぎつけました。途中で話を大幅変更したい衝動にかられながらの作業だったけれども、これはイヤでも毎日24時間同じ作品を目の前にしているからで、作家ならではの葛藤なのだろうけど、部分部分でどうにかしたいという思いはあった。まぁ、反省点は次に生かそう!

そう、ポジティブシンキングが大事です。
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今回の作業環境

ちなみに今回使ったこのソフトは、これまで自分が習得出来なかった「Gペン」のストロークを、いとも簡単に描けるようにしてしまうという、月影先生驚愕の恐ろしい子で、途中から「やばい、コレはヤバイ」と思いながらG特有の、あの抑揚が付いた線をたくさん描いてしまった。実際ちゃんと見れる線になっている。

表紙はカラー!これも一気に描き上げました。

しかし、ソフトが重い。いや、たぶんソフトがと言う問題ではなくて、PC自体がダメと言う話。だって、

ネットブックで作業してるもんな。(え

さすがに AtomN270では役不足。1.66GHzあるけど、所詮はシングルコアだし。もちょっといいPCで作業したい。せめてi5くらいは欲しいな。

作業に欠かせないモノ

9日朝から10日の朝にかけて完徹。今回もいろいろなカンフル剤を打った。
とにかく、眠気やローテンションと戦うには「歌って泣け」というコトを久しぶりに思い出した。(久しぶりの仕事だったので)

デカイ声では歌わないけど、一応(隣に聞こえると)恥ずかしいので、マスク効果を狙ってAMラジオをスピーカーから流し続けていた。世間的には 「AFN(旧FEN)を一日中かけている部屋」と見えるだろうねー。
だがコレってホント、決してアシスタントを呼べない制作風景だな思った。
...だってやっぱハズカシイって(/ω\)(笑)

あ、基本的に液晶タブレットで作業しました。

バックグラウンドでかけていたもの


アニメ「みなみけ」の楽曲、7~8曲を半日ヘッドホンでループ再生したのだけど、これが飽きないし、「もうイヤ!」感が全く無いという、まさにジオ●脅威のメカニズム。おかげで歌ってる声優さん3人の声を完璧に把握できるようになった。(ダメスキル!)
3人はまさに21世紀のGFC(Goddess Family Club)だな。(例えが古い)
あとは自分のiPodもランダム再生で聞いていたけど、効果の時間は短かかったなぁ。

あとは(めったに)出すまい出すまいと思っていた「アニメ版ベルばら(革命勃発あたりより最終回まで)」と「タイムレンジャー(最終5話)」のオーディオオンリーMDも結局出すことに。
ここらヘンの効き目はガチ。眠さも田島令子さんと志垣太郎さんの声で一発覚醒。

田島さん(オスカル)の啖呵だけでオラは死ねる。ジェローデルの男気だけで泣ける。

原作者に快く思われなかろうがなにしようが、私はアニメ版が好きです。うん。

「タイムレンジャー」のオーディオオンリーMDは(自分の中では)いわゆる「最終兵器」と言われるもので、コレだけは滅多なことで出したくない(効き目が薄れるのが嫌なだけ)と言う劇薬なのだが...結局だしちゃった(てへぺろ)。こちらも確実に「眠い?それ何?」ってことになるという逸品。
とにかく泣くと、目はスッキリするし、鼻も通るようになるからいいのだろうな、きっと。

終演、そして。「もうちょっとだけ続くんじゃ」


で、締切前日から当日の朝まで完徹のち、そのまま別の仕事に移動という、居眠り必死な状況。うん、案の定寝た。(笑)
で、夕方帰ってきてメール見たら、ファイル転送が承認制で焦った。即承認ボタンを押してDLしてもらったですよ。

これでおわったー!と思ったら数時間後に担当さんから連絡があり、絵とネームを切り離したファイルを!とのこと。

#うわぁぁぁん!

と半分泣きながらまた作業。分離ファイルを書き出し直し。再度データ送付サービスで送付。はぁっ...


やっと終わったよ。もう、ゴールしてもいいよね?(;´Д`)

※ちなみに、リリース日はまだまだあとです。リリースはケータイコミック大手の「ワンコミ」。発売日にはまたここでお知らせしますね。