自分最古のCGを公開してみよう!(前編)

書類を整理していたら出土しましたので、おもしろいから晒してみようと思います。(笑)

データはなく、プリントアウトされたもので、多分1990年代前半の物です。

とりあえず環境の説明をしておきます。原画は手書き。コレを当時はスキャナなんてお高いものが買えなかった私は、こういう手段に出ます。当時持っていたSANYOのファクシミリと、当時の愛機MacintoshPlus(2MB・100MBHDD)を(たしかパソ通モデム経由で)モジュラーケーブルでつないで、ファクシミリをスキャナがわりにしたのです。ええ、できるんですよ、ファクシミリでw。アレにも一応読み取りスキャナが付いていますからね。詳細はググると結構出てきます。解像度はたしか200DPI位だと思いましたが...。


多分、取り込んだ時の画像形式はTIFFだったと記憶しています。それを更に画像変換し、Macの伝説的グラフィックソフト「MacPaint」で読んで、トーン貼り(パターン貼り)して、できあがった画像をクオークエクスプレス3.3で文字入れした、という工程です。21世紀の世の中では考えられないでしょ?(笑)

無いは発明の母なのです。(や、当時既にこういう方法が一部で広まってましたけどね)

4枚あったので、前後編で2枚ずつ紹介します。まずはコレ、ドン!


powermacplus.jpg
カラーの表示できるMacを買えなかった自分の恨み節みたいな作品です(笑)。
HDDが2GBってww。MOとかモデムとか、ハード的に完璧にレガシーになってますね、今は。

次はコレ、ドン!

famicon.jpgこういうカットも(アナログで)お仕事で描いてはいましたが、CGを売りにしたかったんですかね、当時の自分。まあ、この頃ならそういう8bit絵も需要はあったですが、実現はしなかったですね。残念。

当時のこういう自分がいて、今コミスタやSAIでガシガシ描いている自分がいる...不思議なものです。(後編に続く!)