悪趣味ビッグウエーブ的にiPadを見てきました

Image representing iPad as depicted in CrunchBase

Image via CrunchBase

iPad。とりあえず、まだ買いませんけどお店に行って触ってきました。

吉祥寺にはアップルストアとヨドバシカメラがあるので、どちらかで触れるだろうという安易な考え。
夕方に行ったのですが、他の買い物などをしつつ、アップルストアの人波が薄れたタイミングを狙って、待たずに触れました。
えーまず、素直な感想として、

ぬぅ、ちょっと重い。

片手だと長時間は持てないなーと。座って膝に乗せるか机が欲しいなぁという感じでした。
いや、速さとか滑らかさとかUIは十分な性能を持っているなと思いましたが、なにぶんそこんトコはiPhoneで慣れているので、なんの感慨もありません。正味な話。(笑)

それよりも、私が試し終わった後に吉祥寺各店で人波のグラフが上がり始めた(ように見えた)のですが、それを見るとホントに老若男女さまざまな人が試しに訪れるわけです。それにひたすら感心しました。

1回触ったからもうよし!というわけで、ヨドバシ吉祥寺にてiPadをめぐる人間観察を楽しんできました。(悪趣味だなーwww
宣伝とかテレビメディアの取り上げも多かったので、その画面越しに見て「コレなら俺/私にもできそうだ」と期待をした人が多かったのですね。込み具合はハンパなかったです。
Steve Jobs while presenting the iPad in San Fr...

Image via Wikipedia


家族連れ、子ども、またはPCに縁の無さそうなおじいちゃんがいきなり触って、それなりに操作出来てしまう。数分立つとコツを覚えてしまう、という人が大多数でした。実はコレってすごく重要なことで、逆に言えば従来のPCが如何に初心者向けでなかったかと。初心者ナビとかシニア向けの簡易ランチャとか、キーボードの上にカンタンボタンなんてのをつけたところで、結局投げ出してしまう人口が多い従来のPC。そりゃあiPadにも慣れなくて投げ出してしまう人はいるだろうけど、従来のPCよりは格段にとっつきやすんだなと思いますね。ああいう光景を見るとなおさら。(あ、iPadはPCじゃないよ、というツッコミはあるだろうけど、んなこたぁ知ってますよ。でも一般人は、ほぼ同列と見ている人が多いですよ)

お試しの人を見ていて思ったのですが、中指と親指でタップ出来る人はそれなりに熟練した人ですね。多分iPhoneで慣れているのでしょう。静電方式のタッチパネルなので、親指に関しては接点の加減が慣れていないと反応しないとか隣のボタンを押してしまうふうになりかねないのですが、そこら辺をサクサク出来る人は相当慣れている人でしょう。

初心者はやはり、宣伝通りの人差し指オンリーでやる人が多かったです。親指はピンチで使うくらい。慣れている人だと中指操作が圧倒的に多い。結局メインのタップは中指になりますよねぇ。指を伸ばした状態で真っ先に画面に触れる指ですし。

あと、初心者といえば、これでもかっ!とフリックやピンチをやり倒す人が多かったですね。やはり新鮮なのでしょう、あの操作は。もうそれ以上大きくならないよ!って大きさなのに、二本の指で拡げ倒している人がいました。(ビヨーンと元の大きさに戻るのにも関わらずww)

傾斜と速度が無さすぎて、横画面になった画面を縦に戻せず、指の回転で戻そうとしていたおじいちゃん。それはそれで着眼点はいいのだけれど、ゴメンその操作はできんのですわ。がんばれ、おっちゃん!とこっそり応援していたのですが、結局ダメでした。(笑)

カップルで来ていた人はおそらく女性がiPhoneユーザーなんでしょうな。男性にいろいろ教えていました。終始ほのぼのニコニコしていたカップルなので、こちらも見ていて微笑ましく、おもわずニヨニヨしてしまいました(笑)。子供の順応速度は...パネェ!さすが飲み込みが早いなぁ。

しかし、この日は店外でも通行人がiPadの話をしている率が高く、やっぱり世間的にも関心度が高いのだなぁと思いました。さて、後発としてApple以外のメーカーもいろんなタブレットを出すようですが、果たしてタブレット戦国時代になるのでしょうか、それともiPad無双?国盗り物語としてはどういう結果になるのでしょうか。のほほんと見守りたいと思います。
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